こすり取り画法とは?
目次
「こすり取り画法」とはどんな技法?
水彩画の技術の一つに「こすり取り画法」というものがあります。これはナイフなどを使って絵の具をこすり取ってしまうというテクニックです。
絵の具が濡れている段階ではなく、乾いている段階で行う事が特徴で、このテクニックを混ぜる事によって、明るさをピンポイントに演出することが可能です。
例えば海辺の風景を描く際に、海に当たる日の光と海面の色とが青と白とで交互になっていますが、その白い部分を描く際にこのテクニックが効果を発揮します。
また木漏れ日を描く際にも使えるテクニックです。狭い範囲をハイライト的に白くする事で、絵の明度が変わります。あまり広範囲に使いすぎる事は禁物とはいえ、あるとないとでは仕上がりの質に大きな差が出ます。
注意点としては、誤って紙を削ってしまわないように力加減に気をつける事です。あくまで絵の具だけをすくい取るようにこすってください。ナイフ以外に紙やすりを使うという技もあります。使いやすい道具を選ぶようにしてください。
オリジナルの技法も考えてみよう
こすり取り技法はメジャーな水彩画技法の一つです。他によく知られた技法としてはウェット・オン・ドライ技法やウェット・イン・ウェット技法、スプラッタリング技法、ドライブラシ技法、拭き取り技法などがあります。
これらの基礎技法をしっかり身に付けた上で、自分なりの技法を模索する事も重要です。初心者の段階では水彩画家の用いるテクニックを真似して練習を重ねる事が大事とはいえ、水彩画は様々な描き方が許される絵画です。そのため、オリジナルの表現方法を開発してさらに水彩画のスキルをアップするように努力しましょう。
例えば紙質を一部だけ変えて絵の具のノリを変えてみる、自分だけの色の調合を追求してみる、パレットではなく水彩紙に直に絵の具を少量塗ってそこで水に溶かす、紙を傾けて水を一定方向に強引に流すなどの、ユニークな発想を取り入れてみてください。
水彩画はモチーフの精密描写ではなく、雰囲気を楽しむ側面があるため、オリジナル性も大事にしたいところです。
基礎は通信講座で学ぼう
オリジナル技法は基礎をしっかり学習する事で、インスピレーションが湧くものであると言えるでしょう。そのためまずは基礎技法を一通りマスターしてください。時間があまり取れず、絵画教室に通えない方の場合は、通信講座を活用する方法が考えられます。
例えば諒設計アーキテクトラーニングの「水彩アーティストW資格取得講座」という講座では、基本の技法や実践的なプロの技術を学習できます。また技法だけでなく、色の基本、構図の取り方、デッサンの上達法など、水彩画に役立つ周辺知識も習得可能です。
努力して勉強すれば、最短2カ月で水彩画の資格を取得することも夢ではありません。取得できる資格は日本デザインプランナー協会主催の「水彩アーティスト」と日本インストラクター技術協会主催の「水彩画インストラクター」です。
これら2つの水彩画資格を同時取得するためのカリキュラムが組まれている上に、個別スタッフのサポートも用意されているため、水彩画初心者の方にもオススメです。なお資格取得は在宅受験に合格するか(通常講座の場合)、卒業課題を提出する事によって達成可能です(スペシャル講座の場合)。

